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鍋島莉奈選手の退部

日本郵政グループ女子陸上部の鍋島莉奈選手が、2021年12月28日(火)に退部を発表されました。

6年間お疲れ様でした。

 

www.japanpost.jp

 

当部所属選手(鍋島 莉奈)の退部について

2021年12月31日をもって、鍋島 莉奈選手が日本郵政グループ女子陸上部を退部することとなりました。

女子陸上部在籍中におきましては、皆さまの温かい応援、ありがとうございました。

日本郵政株式会社 広報部

 

鍋島選手コメント

2021年12月31日をもちまして日本郵政グループ女子陸上部を退部、日本郵政株式会社を退職することとなりました。在職中は大変お世話になり、ありがとうございました。約6年間にわたる在職期間中は、クイーンズ駅伝での初優勝や個人として日本選手権優勝、そして世界選手権日本代表など、選手として育てていただくと共に、素晴らしい経験をさせていただきました。また約3年間チームキャプテンを務めさせて頂きましたが、頼りない私をサポートしてくれたチームメイトには感謝しかありません。監督をはじめとしたチームスタッフ、チームメイト、そして陸上部の活動を理解し、最高のサポートをしてくださる会社があってこれまで競技が続けられたことを幸せに思います。

6年間本当にありがとうございました。

2021年12月吉日  鍋島 莉奈

 

鍋島莉奈

 

鍋島莉奈

 

鍋島莉奈選手のプロフィール

https://www.japanpost.jp/athlete/profile/index18.html

www.japanpost.jp

 

鍋島 莉奈(キャプテン)

NABESHIMA Rina

鍋島莉奈

 

鍋島 莉奈(なべしま りな)

生年月日   平成5年(1993年)12月16日

出身     高知県

出身校    鹿屋体育大学

勤務先    ゆうちょ銀行(2016年度入社)

ニックネーム なべちゃん

座右の銘   ガマン

好きな色   紫色

 

自己ベスト記録

1,500m 4分17秒97

3,000m 8分48秒21 (日本歴代 4位)

5,000m 15分10秒91 (日本歴代 13位)

10,000m 31分28秒81 (日本歴代 22位)

(2021年4月10日現在)

 

メッセージ

自分らしく元気よく、会社に貢献できる選手になれるように頑張ります。

 

主な戦績等

2020年度 全日本実業団対抗陸上競技選手権 女子10,000m 総合第1位

2019年度 日本選手権 女子5,000m 第2位 女子10,000m 第1位

2018年度 ダイヤモンドリーグ2018第11戦 ミュラーアニバーサリーゲームズ(ロンドン) 女子3,000m 第8位

2018年度 ダイヤモンドリーグ2018第9戦 ラバト大会女子5,000m 出場

2018年度 日本選手権 女子5,000m 第1位

2018年度 ダイヤモンドリーグ2018第3戦 プリフォンテイン・クラシック(ユージーン) 女子5,000m 出場

2017年度 世界選手権(イギリス ロンドン) 女子5,000m 日本代表

2017年度 日本選手権 女子5,000m 第1位

 

鍋島莉奈 プロフィール

 

(プロフィールページのアーカイブ

2021年7月23日

https://web.archive.org/web/20210723180451/https://www.japanpost.jp/athlete/profile/index18.html

web.archive.org

 

https://www.jaaf.or.jp/athletes/profile/rina_nabeshima/

www.jaaf.or.jp

 

幻の東京オリンピック出場

鍋島莉奈選手は2019年の日本選手権で10000m走を優勝されました。

 

www.jaaf.or.jp

 

東京オリンピックが予定通り2020年に開催されていたら、鍋島莉奈選手が10000mの日本代表になっていたと思います。

しかし、コロナ禍の影響で東京オリンピックは1年延期され、鍋島選手はその間にケガをしたりと、選考会などの大会にピークを合わせるのが難しかったのだろうと思われます。

 

lifeimprovement.hatenablog.com

 

世界選手権にも出場されていたので、タイミングが合っていればオリンピックでも活躍されていたでしょう。

鍋島莉奈選手は、間違いなく日本の陸上界でトップレベルの選手でした。

日本郵政グループでの6年間のご活躍、お疲れさまでした。

…中学・高校・大学の10年間も足すと実に16年も頑張っていたんですね!(スゴイ)

 

鍋島莉奈選手のインタビュー

鍋島莉奈選手のインタビュー記事もありました。

 

https://more.hpplus.jp/odekake/o-news/66751/4/

more.hpplus.jp

 

“ ネガティブになった時は一度、思いきって諦める。
また前に進んでいくために必要な作業だと思います。”

 

「基本的にはポジティブなんです。

でもケガで走れなくなってしまうととことんネガティブになってしまいますね。

そういう時の対処法は、とりあえず一度、走ることを諦めること。

実際、無理を押してトレーニングをしてもいい効果は現れにくいんです。

ケガで落ち込んでいる状態だということを認めて一時休止することは、結果的に心の状態を取り戻すポジティブな作業だと思っています。

みなさんも、壁に直面した時は、勇気を出して立ち止まってみてください!」

 

鍋島莉奈

 

鍋島莉奈

 

心が折れそうな時、どうやって克服した?

2017年にロンドンで開催された世界選手権は先輩の存在が支えに

普段からあまりプレッシャーを感じないように心がけているのですが、5000mの日本代表として初めてロンドンで開催された世界選手権に出場した時は、どうコントロールしようとしても緊張感が抜けませんでした。

世界で戦うということはこういうことかと実感したし、正直、逃げ出したくなりましたね。

その中でも助けられたのは、チームメイトの先輩が同部屋だったこと。

先輩は毎朝実家から持ってきたみそでみそ汁を作ったり、どんな時でも動じずにマイワールドを貫く人なんです(笑)

一緒に生活できたことで、なんとか精神を保てた気がします。

最後のレースを走り終えた時は、それまでの緊張感から解かれて、涙が止まらなくなったほど。

重責から解放されて体が軽くなった瞬間でした。

 

www.jaaf.or.jp

 

2017年世界選手権ロンドン大会 鍋島莉奈 鈴木亜由子

 

2017年世界選手権ロンドン大会 鍋島莉奈 鈴木亜由子

 

 

www.kurashiru.com

 

delishkitchen.tv

 

okazaki-kanko.jp

 

日本郵政グループのクイーンズ駅伝優勝の立役者

鍋島選手は、日本郵政グループがクイーンズ駅伝で優勝したときに貢献した選手でした。

  • 2016年優勝時は5区を好走して、順位を1位に押し上げました。
  • 2020年優勝時は3区を走って、区間新記録を出しました。積水化学新谷仁美選手との差を広げない粘りの好走でした。

 

2016年クイーンズ駅伝 日本郵政グループ優勝

日本郵政グループ女子陸上部初優勝ダイジェストムービー - YouTube

www.youtube.com

 

2020年クイーンズ駅伝 日本郵政グループ優勝

https://www.nicovideo.jp/watch/sm38711868

 

今季はケガで満足に走ることができなかったと思います。

日本郵政グループ女子陸上部を退部しても、ケガが治ってまたいつか走れるようになる日が来ると良いですね。

 

鍋島莉奈選手の動画

【日本郵政G女子陸上部】選手コメント ホクレンDC 第4戦千歳大会 - YouTube

www.youtube.com

 

トレーニング動画の紹介③(鍋島選手、齋藤コーチ) - YouTube

www.youtube.com

 

何か1つのことを極めた人は集中力があるので、他のことをやっても結果を出せます。

鍋島さんは次の夢に向かって走り出しました。

今後は別の道に進んでも、今までの経験を活かして活躍されることを期待します。

 

 

鍋島莉奈