クイーンズ駅伝2021に出場された選手の皆様、まずはお疲れ様でした。
JP日本郵政グループ女子陸上部は、今回4位でしたがみんな頑張ったと思います。
1区 鈴木 亜由子
第1区(7.6km) 鈴木 亜由子 24分32秒 区間14位(チーム14位)
1区の鈴木亜由子選手は、後半きつそうでしたね。
テレビの前でハラハラしながら応援してました。
今回のクイーンズ駅伝では、東京オリンピック2020マラソン出場組の3人はみんな苦戦していたようです。
42.195kmを走れば誰でも分かるとおり、フルマラソンとは過酷な競技なのです。
3か月経った今でも、まだ完全にはダメージから回復していない可能性も考えられます。
まずは疲労回復に努められて、また次の目標に向かっていただきたいと思います。
2区 小坂井 智絵
第2区(3.3km) 小坂井 智絵 10分23秒 区間9位(チーム12位)
14位で受け取ったタスキを12位へジャンプアップ!
ルーキーの小坂井選手が粘りました。
3区 廣中 璃梨佳
第3区(10.9km) 廣中 璃梨佳 34分24秒 区間1位(チーム2位) 区間賞 最優秀選手賞
12位で受け取ったタスキを2位へジャンプアップ!
驚異の10人ゴボウ抜きでクイーンズ8圏内に来ました。
4区 三原梓
第4区(3.6km) 三原 梓 11分44秒 区間16位(チーム3位)
2位で受け取ったタスキを3位でつなぎました。
4区は外国人選手が走れるインターナショナル区間で、高速なレース展開になる中、順位を1つ下げただけでクイーンズ8圏内を守りました。
資生堂の外国人選手に一度は抜かれましたが、中継所手前で抜き返し、非常にガッツのある素晴らしい走りでした。
5区 太田 琴菜
3位で受け取ったタスキを4位でつなぎ、クイーンズ8圏内を守りました。
2018年度入社の太田琴菜選手は、これまで長い間故障で苦しみ、大きな大会に参戦する機会に恵まれていませんでした。
今期は故障から復帰して、記録会などに参戦され、徐々にタイムを上げてきていたようです。
そして、ついにクイーンズ駅伝に登場!!!
故障からの復帰あけで、いきなり長距離区間の5区10kmを任されて大丈夫なのか?とハラハラしていましたが、どうしてどうして。力強い走りで、後ろから迫り来るダイハツ・松田瑞生選手を振り切って4位をキープ。
陸上の名門・立命館大学の元エースが帰ってきました!
来年のクイーンズ駅伝が今から楽しみですね!🤗
6区 大西 ひかり
第6区(6.795km) 大西 ひかり 21分31秒 区間8位(チーム4位)
4位で受け取ったタスキを4位でキープして、クイーンズ8圏内を守りました。
今期は5月に自転車練習で転倒して、記録会などには参戦されていないようでしたが、駅伝には間に合って良かったです。
総合結果
JP日本郵政グループ 2時間15分35秒 第4位
3連覇には届きませんでしたが、それでもクイーンズ8(シード権)を確保しました。
次なる目標に向けて選手・スタッフの皆様、頑張って下さい。
ニュース・SNS
クイーンズ駅伝2021を報じたニュースをいくつかピックアップ。
「体が動かなかった…」鈴木亜由子が区間14位と振るわず日本郵政Gが3連覇逃す【実業団女子駅伝】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇28日 全日本実業団対抗女子駅伝(宮城県松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台 6区間42・195キロ)
東京五輪マラソン女子代表の鈴木亜由子(30)=日本郵政グループ=は1区(7・6キロ)で区間14位。レース後は「体が動かなかった。自分がいいスタートを切れなかったのでチームは3連覇を逃した。申し訳ない」と反省の弁を繰り返した。
高橋昌彦監督は「ここまで走れない鈴木は見たことがない。五輪の疲労があったのだろう」。陣営は再びマラソンで2024年パリ五輪を目指す方針で、鈴木は「また自分らしい走りができるように」と再出発を誓った。
え!?
…重要な情報がサラッと出てませんか?
なんと!
鈴木亜由子選手が
2024年のパリ五輪で
マラソン出場を目指す
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
今後の活動をどうされるのか注目しておりましたが、ついにご決断されたようです。
この先に何が待っているのかは分かりませんが、鈴木亜由子選手のチャレンジ精神を見習いたいです。
五輪代表・鈴木、まさかの出遅れ 日本郵政V3逃す クイーンズ駅伝 | 毎日新聞
「クイーンズ駅伝in宮城 第41回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」は28日、宮城県の松島町文化観光交流館前から仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台に至る6区間42・195キロで争われ、日本郵政グループは4位だった。
3連覇に挑んだ日本郵政グループは、1区でつまずいた。チームの精神的支柱で東京オリンピックマラソン代表の鈴木が14位と出遅れたことが響き、郵政創業150周年の節目を飾れなかった。鈴木は「いいスタートを切れず、みんなをのびのび走らせてあげられなかった。本当に申し訳ない」と涙を浮かべた。
鈴木選手の誠実な人柄、真面目な性格が出ているエピソードだと思いました。
(背負っているものが違い過ぎるので、迂闊な事は言えませんが)鈴木選手が手抜きをして走っていたと思う人はチーム内で誰もいないと思うので、自分を責めないで欲しいと思いました。
スタート直後から先頭に立った鈴木だが、2キロ過ぎに資生堂・木村がペースを上げると「体が動かなかった」とついていけず、先頭から40秒遅れた。東京五輪1万メートル7位の広中は最長3区で序盤から飛ばした分、「早い段階できつくなった」。10人抜きの力走で2位まで押し上げたが、後半は伸び切れず、先頭の積水化学の背中は遠かった。
過去2年は、広中が1区で独走して主導権を握って連覇を果たしたが、今回は区間配置をあえて変更した。広中が1区での快走を意識しすぎて硬くなることを避けるためだった。狙い通りに広中は力を発揮したが、結果的に駅伝の王道である先手を取ってレースの流れを作ることができなかった。高橋昌彦監督は「鈴木が公式戦であそこまで走れないのは初めて。五輪の疲労があったのだろう。後ろから追いかける展開は厳しい」と悔やんだ。
それでも、駅伝初出場の太田や21歳の大西が後半区間も踏ん張って4位と意地をみせた。鈴木は「1区の予想外の位置から、みんなが持ち直してくれた。来年が期待できる走りだった」と駅伝女王の奪還を誓った。
五輪マラソン組が揃って苦戦 全日本実業団対抗女子駅伝にみた不可思議現象 | 東スポの陸上に関するニュースを掲載
全日本実業団対抗女子駅伝(28日、宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間42・195キロ)は、東京五輪1500メートル代表の卜部蘭(26)と1万メートル代表の新谷仁美(33)を擁する積水化学が初優勝を果たした一方で、マラソン代表たちは苦戦を強いられた。
3連覇を目指した日本郵政グループの1区を任された鈴木亜由子(30)は、区間14位と失速。陸上関係者が「ケガをしやすい体質」と指摘するように、天才的な走りを見せながらも、度重なる故障に苦しんできた。今大会は「チームを勢いづける」と休養を経て臨んだものの、チームを勝利に導くことはできなかった。
ワコールの一山麻緒(24)は、最長区間の3区に登場。五輪では8位に入り、2004年アテネ大会金メダルの野口みずき氏以来の入賞を果たした。しかし、炎天下での力走は代償も大きく「体がついてこない」と軽快なピッチが影をひそめ、区間13位に沈んだ。
天満屋の前田穂南(25)はエントリーメンバーに入っていたが、故障の影響で当日の出走はなし。関係者によると、五輪前から状態は良くなかったという。
東京五輪1万メートル7位入賞の広中璃梨佳(21=日本郵政グループ)は3区で10人抜きを達成するなど、中長距離勢は躍動。しかし、マラソン勢は今後へ課題を残した格好だ。
一山 調整苦しみ区間13位 ワコール指揮官淡々「今日の走りが精いっぱい」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
8位のワコールは東京五輪マラソン8位入賞の一山は3区で区間13位という苦しい駅伝だった。
練習は10月ごろから始めたが、体調を崩すなどして本格的に取り組めたのは約2週間前。一山に代わって取材に応じた、永山忠幸監督は「今日の走りが精いっぱいだと思う」と淡々と語った。
次の目標は来年の世界選手権。監督は「しっかりと自己ベスト更新を目標に強化したい」と語った。
他チームでも本来の走りができなかった選手がいて、勇気ある報告がありました。
本当に全然動かなかった。練習はできてたんです。原因はあるんです。朝一で生理が来ました…。被る可能性は分かってたからズラせばよかったとものすごく後悔してます。タラレバです…。女子選手の1番の敵かもしれない生理問題。ないとないで大変、あるとあるで大変。ズラすにも色々大変だけど…。
— 出水田眞紀 (@Selenator_maki) 2021年11月28日
出水田 眞紀
出身 神奈川県
出身校 立教大学
趣味 洋楽を聴くこと、歌うこと
自己ベスト
1500m 4分17秒74
3000m 9分07秒97
5000m 15分35秒56
10000m 32分16秒78
3000mSC 9分59秒35
ハーフマラソン 1時間10分13秒
アスリートの体調管理は大変なようです。
日本の五輪選手4人に1人が使う低用量ピル 避妊だけじゃないアスリートにとっての効果 | THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト
アスリートの場合、生理の来る時期をずらすために服用する選手もいます。
低用量ピルを飲んでいる間は、生理は来ません。大事な試合や合宿に生理がぶつからないよう、時期を早めたり、遅らせたりと、タイミングをコントロールします。
2008年に欧米で行われた調査によると、82%のトップアスリートが低用量ピルを服用している、と回答。一方、日本で行った調査では、2016年リオデジャネイロ五輪出場選手164人中、27.4%の選手が「ホルモン剤で継続的に月経対策を行っている」と回答しています。その前の2012年ロンドン五輪出場選手(156人)は7%だったので、近年、日本のトップアスリートも低用量ピルを活用する選手はグッと増えているようです。
ただし、低用量ピルは「薬」です。服用後、変調がない人もいれば、副作用が出る場合もあります。
医学や科学の知見を活かして、日本のスポーツ界が改善されていき、選手のパフォーマンスが高まると良いですね。
いざ、2024年パリ五輪へ…