東京オリンピック女子マラソン日本代表・鈴木亜由子選手の動画を見ていて、ちょっとランニングでもしてみようか?と思いました。
ランニングシューズを持っていなかったので、調べてみたら、初心者用の安い靴がありました。
ワークマン アスレシューズ ハイバウンス 1900円(税込み)
https://workman.jp/shop/g/g2300053552159/
レビュー
メリット
ワークマンのランニングシューズのメリットは、何と言っても値段が安いことでしょう。
1足2万円以上するランニングシューズだと買物で慎重になりますが、1足1900円(税込み)なら最悪失敗しても普段履きの靴にすればいいだけですからね。
一応、最近流行りの厚底シューズなので足の保護にもなり、これからランニングを始めてみようと思う初心者には、手軽なきっかけになると思います。
ある程度速く走れるようになってきたら、ナイキの高価なシューズとかに手を出せばいいかも?
スピードを求めない、ゆっくりとしたジョギングやウォーキングなら、カーボンプレート入りの高反発なランニングシューズである必要がないので、健康のために運動をしてみようと思う層なら、これで十分じゃないかなー?
デメリット
靴ひもを締める位置が、(他の高価なランニングシューズと比べて)やや下にあるので、履いた時のホールド感が弱いそうです。
(レビュー動画)
(11分47秒から)
締めるところ、ここがちょっと浅過ぎて、もうちょっと上の方で締めて欲しい。結びたい。ホールド感が弱い。
ヒールの包み込むところね、ここがね、ちょっと緩い感じがしました。
- 「厚底」と謳いながらも、靴底の前足部分はやや薄い。
- =フォアフット走法の人には向いていない。
- =ミッドフット走法、ヒールストライク走法の人には向いているかも?
- ホールド感が弱いので、スピード練習には向いていない。(脱げそう)
初心者がランニングの練習を始めて、最初ウォーキングから入り、次にゆっくりしたジョギングをやる頃までなら、ワークマンの1900円ランニングシューズで行けると思います。
ランニングで距離を延ばしたり、スピード練習を始めるようになったら、ワークマンのランニングシューズは卒業でしょうか?
サイズ選び
普通のランニングシューズのサイズ選定
ランニングの本を読むと、靴のサイズは普段履いているサイズよりも1cm~1.5cm大きめを選ぶのがポイントだそうです。
靴を履いて、つま先を押して、指1本分ぐらいの隙間があると丁度良いらしいです。
なぜ、つま先に隙間があっても良いのか?というと、靴を履くときに、
- かかと側をピッタリ合わせる。
- 靴ひもを縛って、靴を足にフィットさせる。
- 足指が靴で圧迫されないように、つま先に余分な空間があってもOK。
という理由らしいです。
(参考)
(p.14)
STEP1 シューズを買いに行こう!
ランニングシューズと普通のスニーカーはまったく別もの。間違ったシューズを履くとケガのリスクが高くなります。
ランニングシューズでも、足に合わないものや、上級者用の底が薄いシューズを最初から履くのはNG。また、色やデザインではなく、ビギナーの足を衝撃からしっかり守ってくれるものを選ぶこと。サイズの目安は通常履いているシューズの1~1.5cmほど大きいもの。幅なども個人差があるので、専門知識のある店員さんがいる専門店で買うのがいいと思います。
(p.56)
COLUMN 自分に合ったランニングシューズを用意しよう
試着するときのポイント
ランニングシューズを購入する際は、下のような手順で試着します。
つま先に指1本分程度のゆとりがあるものを選ぶのがポイント。
- ソックスをはき、ひもを全体に緩めてから足を入れる。かかとで床をトントンとたたいて、足をかかと側にぴったりとつける。
- 足裏全体を床につけ、つま先を親指で押す。つま先に指幅1本分くらいの余裕があればOK。ふだんの靴のサイズはあまり参考にしない。
- ひもを締めて結んだら、軽く歩いてみる。甲が強く締め付けられていないか、逆に緩くて中で足が動いていないかを確認する。
ワークマン「アスレシューズ ハイバウンス」は小さめを選ぶ?
(7分0秒から)
(シューズのアッパー:甲の部分が)ニット素材なので、ゆったりした感じ。
多分足の甲が幅広の人でも、普段の普通の靴とかだと「ちょっとなー、きついなー」という人でも、結構これ広めなんで伸びるんで、どっちかというと、サイズでいうといつもより0.5もしくは思い切って1cmくらい小っちゃいのでもいいのかもしれないくらい。結構広がるんで。
ぶっちゃけ、「アスレシューズ ハイバウンス」は緩い=ホールド感が弱いので、普段のサイズで選ぶとブカブカ感があるみたいです。
なので、逆に小さめのサイズを選ぶとホールド感が良くなって走りやすいのかも?
こればかりは、実際に履いてみないと分からないので、ワークマンの実店舗に行って、試着してみた方が良いでしょう。
ランニングシューズのサイズを選ぶときは、一般的には普段のサイズより大きいものを選びますが、この「アスレシューズ ハイバウンス」は逆に小さい方が良いみたいなので、サイズ選びには注意しましょう。
靴ひもの結び方
普通のランニングシューズの靴ひもの結び方
- アンダーラップシューレーシング
- オーバーラップシューレーシング
- 2段ハトメシューレーシング
走っている途中で靴ひもがほどけないようにしっかり締める方法があるそうです。
「アスレシューズ ハイバウンス」の靴ひもの結び方
「アスレシューズ ハイバウンス」は、普通のランニングシューズと違い、靴ひもを締める部分の位置が低くて短いので、普通の結び方はできません。
しかし、「アスレシューズ ハイバウンス」のホールド感を強める靴ひもの結び方が提案されていました。
シューズのタン(足の甲に当たる舌のような布)に付いているヒダ(つまみ)の部分の輪っかに靴ひもを通せば、より上の部分で足を固定できる、とのことです。
(参考動画)
(7分40秒から)
①ヒダの中で靴ひもをクロスします
②その上から結びます
③もう一回さらに結びます
ライバルの製品
税込みで1900円のランニングシューズだと、他社製品では競合が見当たらないと思われます。
なので、もうちょっと予算を出せるなら、5000円~1万円の価格帯のランニングシューズでライバルを探してみましょう。
足の幅が「3E」以上で、ややゆったりした形状のランニングシューズを探してみます。
アシックス「JOLT 2」(足幅:4E)
ミズノ「スターゲイザー 2」(足幅:3E)
ニューバランス「ME420」(足幅:4E)
5000円くらいの予算なら、2段ハトメ方式でしっかりと靴ひもを固定できるランニングシューズが選べます。
まとめ
- スリッパ感覚で気軽にスポン!と履けるワークマンの1900円ランニングシューズ
- 2段ハトメで固定できる5000円くらいのメーカーシューズ
う~ん、ここまで紹介しておいて、なんですが、ミズノかアシックスの初心者用ランニングシューズを買うかも?
まあでも一応こういう選択肢もあるっていうことで、ワークマンの「アスレシューズ ハイバウンス」をご紹介しました。