(↑この記事の動画 時間:14分54秒)
鈴木亜由子選手を知ったきっかけ
私が鈴木亜由子選手の存在を知って、「すごいなー!」と思ったのは、2016年の全国女子駅伝のYouTube動画を見たことがきっかけでした。
YouTubeを見ていて、関連動画か何かで出て来て、たまたま見てみたら、スゴイ!と思ったわけです。
私はスポーツ観戦にはあまり興味がなくて、自分がやっていた水泳以外の競技についてはよく分かっていません。
最近の陸上競技は、男子100m走の世界記録はウサイン・ボルト選手だとか、日本の男子選手も100m走で10秒切ったとか、たまにニュースで報道されている程度の知識しかありませんでした。
当然、東京オリンピックのマラソン日本代表の選手が誰か?も知りませんでした。(興味がなかったので。)
田中希実選手
最初は、ニュースか何かで「田中希実」という選手が日本記録を出してスゴイ!みたいな話題があって、何となく検索したとか、そんなかんじだったと思います。
コロナ禍で大会が中止になる中、頑張ってトレーニングを続けて、ついに日本記録を出した!みたいな美談だったかな?
7月末には指導する父・健智さんの仕事仲間だったスポーツ店経営の三浦誠司さんが亡くなった。差し入れが届き、お礼の電話をしようとした矢先に入った訃報。「日本新を天国に届けたかった」と“第二の父”への思いも胸に秘めて、新国立を駆け抜けた。
田中選手は「新型コロナウイルスの影響で大会の中止が続き、大会に出場できることがありがたいと思うようになった。見ている人におもしろいと思ってもらえるような走りをしたい」と意気込みを示しました。
田中希実さんは端正な顔立ちの美人で、若い頃の草刈正雄(イケメン俳優)にちょっと似てるかな?と思いました。
駅伝つながり
YouTubeで田中希実選手の動画を見ていたら、高校駅伝などで活躍している映像がありました。
そのときは適当に見ていたのであまりよく覚えていないのですが、関連動画で鈴木亜由子選手の動画が出て来て、それが2016年の全国女子駅伝だったと思います。
鈴木亜由子さんの第一印象=なびく髪がカッコイイ
さて、鈴木亜由子選手の走る姿を見て印象に残ったのは「髪の毛」でした。(笑)
スピードランナーである亜由子さんが疾走すると、その髪の毛が風に流されて、まるでライオンのたてがみのようにも見えます。
その姿はパワフルであり、活力に溢れており、見る者にもその気迫が伝わって来ます!
このように彼女のショートヘアーは、走っているときの上下動と前からの風を受けて、ボワンボワンに膨らんでいるのが特徴です。
素人の自分から見ると、このダイナミックな髪型の変化が、走りをアグレッシブに見せる効果があって、すごいな~!と感嘆しました。
(実際に走るのも速いので、単なる見かけ倒しではありませんが。)
他の女子選手は髪を結っている人が多いようですが、鈴木亜由子さんはそのままで走るスタイルなんですかね?
2016年リオオリンピック出場の実力
でもって、レースは1分37秒という大差を逆転して、4位から1位に浮上!
そのままぶっちぎりでゴールインして、愛知県に全国女子駅伝の初優勝をもたらします!
…実際問題として、これがどれぐらいすごいのか?
駅伝のタイムとか全然分からないのですが、
実況が「これはすごい追い上げです!」と声を裏返して驚いていた
ので、多分スゴイことなんだろうな~と思いました。(笑)
精神力の強さ
実況解説の小林祐梨子さんが鈴木亜由子選手の練習でのエピソードを語っていました。
鈴木選手なんですけど、年末にちょっと足を膝の付け根の炎症で痛めてしまって、練習は不足しているということなんですけど、年末年始の徳之島での合宿の一番の練習っていうのが、尚子ロード31キロを彼女は6時間かけて歩いたそうなんですね。
その精神力の強さがこのレースにつながっているんだなーと感じました。
尚子ロードとは?
徳之島(とくのしま)は、南西諸島の奄美群島のほぼ中央にある離島の1つで、鹿児島市の南南西約468km、沖縄本島の北北東約257kmに位置し、鹿児島県大島郡に属するが、鹿児島本土よりも沖縄本島に近い島で、徳之島町・伊仙町・天城町の3町に分かれている。
合宿(実績)
学校・企業・実業団・プロ選手(自主トレ)の合宿地としての実績があり、通年利用可能な天城町総合運動公園には全天候型陸上競技場を完備し、周囲の宿泊施設や食事等のサポート環境等インフラが整っている。
合宿に参加していた小出義雄監督率いる高橋尚子選手が、2000年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得し話題になった。
徳之島子宝空港から車で約10分、県道沿いのサンセットスポーツクラブの前に「尚子ロード」の石碑があります。尚子ロードはここを拠点とした徳之島の北側を周回する31.2kmの練習コースで、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手が、ここ徳之島で強化合宿を行い数々の偉業を成し遂げたことで命名された観光スポットです。
尚子ロードはマラソンランナー高橋尚子選手がオリンピック選考レースとなった名古屋国際女子マラソンに臨むためここ徳之島で強化合宿を行い、アップダウンの激しい同コースで練習を重ねその結果みごと優勝を果たし代表選手に選ばれました。その後シドニーオリンピックで金メダルを獲得し「縁起のいい島」として徳之島をアピールするなど島内の人や全国にいる徳之島出身の人に勇気と誇りを与えてくれた功績をたたえ、この練習コースを「尚子ロード」と命名し平成12年に共に記念碑が建てられました。今でも全国からマラソン選手が訪れ周辺で強化合宿を行っており、徳之島の起伏の激しい地形を生かしたこの練習コースで高橋尚子さんのような強靭な体力と精神力を鍛えています。
足の故障によって満足に走れないときでも、31キロのコースを6時間もかけて歩き抜いた鈴木亜由子選手。
自動車や自転車など文明の利器が発達した現代生活の中で、6時間も歩いて移動することなんて滅多にないことだと思うので、6時間も歩き続けるのは結構大変だと思います。
苦境でもそれに負けないで頑張れる鈴木亜由子選手の精神力の強さが素晴らしいと思い、自分も見習いたいと思いました。
鈴木亜由子選手の魅力は外見ではなく内面
鈴木亜由子さんは、見た目がチャーミングでかわいいとか、オリンピックに出るほどの実力があるランナーということで、ファンが多いのだろうと思います。
最初は、私も走っているときの髪型がダイナミックで力強いと思って、見た目から入ったタイプでしたが、その人となりをネットの記事でいろいろ知るようになると外見ではなく中身=性格とか考え方が尊敬できると思えるようになりました。
鈴木亜由子さんは名古屋大学(旧帝の国立大学)を卒業するなど、頭も良いそうです。
将来、鈴木亜由子さんが自伝本などを書かれたら読んでみたいです。